パッケージは商品そのものであり顔です。どんなパッケージでも、ひとつの性格を持った商品として成立させることが大切。そのためには、作り手の思いや原材料に至るルーツにまで配慮し、商品イメージを作り上げることが必要です。

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パッケージに使われる包装材料や容器、形態には様々な種類があります。これはパッケージが意匠としてのデザイン、販売促進を図るためのデザインだけでなく、中身商品の保護性、利便性、生産性などの機能も要求されるからです。ここでは代表的な包装材料・容器などを紹介します。

紙・板紙・紙容器関係

緩衝材などパッケージの補助的に使われるものから、板紙等を加工した紙箱、包装紙、食品を直に包む薄紙、紙製袋物、段ボール箱、紙製液体容器（牛乳パック）、紙コップなど形態は様々です。

プラスチック容器（PETボトル等）

一口にプラスチックといっても、その種類は非常に多く、姿形を多様に変えてパッケージに使用されています。（例えばフィルム・ボトル・カップ・トレー・ネット・チューブ・緩衝材など。）
また、環境保全への配慮から易燃焼性・リサイクル性の高いPET材やPP材がシェアを拡大し、PVC（ポリ塩化ビニール樹脂）等の塩ビ系材を廃す傾向にあります。

金属（スチール・アルミ缶等）

金属容器として多く使われる素材はTFS（ティーンフリースチール）、メタリックなET（ブリキ・すずめっき）、アルミニウムです。

ガラス瓶

ガラス瓶は保存容器として優れており、ジュース・お酒・ジャム・ハチミツなど主に食品に使用されます。瓶に貼るラベルやパッケージにデザインを施します。